Services 完全自動マシニングセンタTTMC 精密金属切削加工の完全自動化を実現熟練工の判断・調整が必要な加工の前後工程をすべて自動化したTTMC 同時5軸制御制御方式:上位PAI、下位三菱電機製PLC200×200×200mmまでのアルミ部品に対応ロボット機器を含むオールインワンモデル連続稼働可能時間72時間材料の細かな段取りレスツールの摩耗測定と学習ツール、コレット、ホルダを2次元コード管理機械剛性や温度などの物性値付与 仕様 サイズとレイアウト 装置サイズ W6200×D4500×H3150必要設置スペース W6700×D7000×3500※装置の周辺には作業スペースが必要です。1次エア・電源の供給が必要です。インターネットへの接続環境が必要です。※有線・無線どららでも対応可 ユニット構成 モジュール仕様 モジュール① ワーク投入部 概要 事前段取りとして、素材ワークと専用トレイのQRコード を読み取り、ワークとトレイの紐づけをする。 専用トレイを台車の棚に無作為に置き、台車と機械がエアロケートクランプすると、各トレイの在荷センサによるワーク有り無しを判定。加工開始 完成品は同じトレイに戻る。 仕様 ワーク投入可能数 最大6個 専用台車セット数 2台(3個/台) 設備稼働中の台車投入、取出可能 台車と機械の接続:エアーロケートクランプ方式 安全対策:ライトカーテン設置 モジュール② ロボット部 概要 ロボットの機能:①ワーク、トレイ、ツール、コレット、ホルダの工程間の自動搬送。②コレットへのツール挿入。 ハンド:右図2種類をチェンジャーにて交換。 トレイ、ツール、コレット、ホルダのQR読込。 ツール挿入時の倣いについては力覚センサ搭載。 仕様 6軸多関節ロボット NACHI SRA166Hベース様可搬166Kg ロボットコントローラ NACHI FD11 通信インターフェース CC-Link 最大リーチ 2,654mm 繰り返し位置決め精度 ±0.1mm 耐環境性 IP54(飛沫対策仕様) 本体重量 1,100kg 最大搬送ワーク重量 30kg モジュール③ ツーリングセット部 概要 ツール、コレット、ホルダを専用金型により油圧プレスをして自動組付、取り外しをおこなう。 ツール、コレット、ホルダそれぞれにQRコードあり。 仕様 ツール脱着システム:powRgripシステム(REGO-FIX製) ツール脱着時間:8sec ツールインターフェース:BT302面拘束 ツール振れ精度 3μm以下(突出し3D以下) 着脱回数 2万回以上可 コレットサイズ 9種予定 タップのみ専用ツールを製作予定 モジュール④ WDS (Work Discerning System)部 概要 素材ワークのサイズ、位相のチェック。ポカヨケ。 XYサイズチェック:CMOSオートフォーカスカメラ※板厚はロボットハンドのセンサにて 位相がずれていれば補正。 仕様 ワーク測定精度:±0.8ミリ程度 カメラ解像度:4200万画素 オートフォーカス搭載 モジュール⑤ ツールストッカ部 概要 ツール、コレット、ホルダを保管し、製番に合わせてツーリングを切削ユニットに自動供給する。 搭載ツールはユーザー任意にて決定できる。 ツールストック数は3本/種類であり、使用中に破損・規定値より摩耗した場合は自動交換する。 ツール、コレット、ホルダそれぞれにQRコードを印字して、制御システムと現物との紐づけをする。 使用頻度の高いツールは「基準ツール」として、常用ツーリングにストックできる。 仕様 ツールストック予定数 180本 (最大300本搭載可) コレットストック予定数 39個 (最大64個搭載可) ホルダストック予定数 19個 (最大25個搭載可) 常用ツーリング予定数 16本 (最大16本搭載可)※ストック数は開発中のため、変更になる場合があります。 モジュール⑥ 同時5軸切削ユニット 概要 CNC同時5軸制御 仕様 切削方式:同時5軸 主軸移動量:X=700mm, Y=540mm, Z=400mm テーブル傾斜角:A=-120~30° テーブル旋回:C=±360° テーブルサイズ:Φ350 主軸形状:BBT30 主軸回転速度:MAX.20000rpm 機械質量:4900kg 制御装置:FANUC 31i-B5plus タッチプローブ OMP40(レニショー) チップコンベア モジュール⑦ ATM(オートツールマネージャー) 概要 レーザー測定機により工具測定をして、切削条件を補正。 特定の切削条件における工具摩耗量を学習して、切削条件を補正。 機器構成は測定機、コントローラー、エアー機器。 仕様 測定器:NC4+Blue F230C(レニショー製) 測定方式: レーザー計測 対応工具径: Φ0.1~42mm 表示分解能: ±0.75μm、2σ モジュール⑧ 自動バイス 概要 切削ユニット内でワークの固定を自動でおこなう。 ワークサイズに合わせてバイスの段取り替えをおこなう。 固定:メカバイス(A)のクランプ方式。 締付:締付ユニット(B)にて実施。 サイズ、材質から最適な締付力をアルゴリズムにて自動算出する。 仕様 ワークセット精度 ±0.005mm ワーククランプ力 MAX35kN バイス段取り方式 ゼロポイントシステム モジュール⑨ 安全カバー 概要 設備稼働中の安全を確保するため設備全周にカバーリング。 設備内に進入するための扉を1箇所設置。 設備前面上部は内部確認用に透明カバーとする。 仕様 安全カバー高さ 2700mm(FLより) カバー材質設備前面上部:透明カバー、前面下部、背面:板金カバー 進入扉にセーフティドアロック取付 モジュール⑩ 制御機器 概要 システムを制御するための機器 仕様 PLC:iQ-Rシリーズ(三菱電機製) メイン操作用:43インチタッチモニタ フィールドネットワーク:Ethernet IP、CC-Link IE TSN コモンタイプ:PNP 産業用PC1台搭載 提出書類 ※TTMC、ARUMCODEは株式会社アルムの商標です。